日本語学校終わったらなにする??

日本語学校終わってからなにをすればいいか!

どんな選択肢があるか!知らないや迷ってる留学生も多いでしょ。

この記事では卒業してから選択できる進路について詳しく説明するので参考にしてみてください。

目次

  1 専門学校

   2 短期大学

   3 大学

   4  就職

   5 大学院 

日本語学校を修了した後、日本で留学生として勉強を続けたいみなさん、進学先にはどのような学校があるか知っていますか。主な進学先は大学・大学院・短期大学・専門学校などですが、みなさんの国とは制度が違うことがあります。ここでは日本語学校修了後の進学先について、専門学校、短期大学、大学を中心に解説します。 

専門学校

高等学校を卒業した後に、職業に必要な知識や技術、技能を学ぶのが専門学校です。12年の学校教育(小学校、中学校、高校)を修了していることを入学資格とする学校が多いです。専門学校を卒業すると「専門士」の学位が取得できます。この資格は入国管理法で定められた外国人が日本の会社に就職する時に必要な要件の一つです。専門分野は医療、ビジネス、工業、教育、社会福祉、服飾、美容、観光サービスなど幅広く、職業に直結した内容を学ぶことができます。 

こうした分野の技術・技能は日本語が話せなくても見て学べることもあるため、日本語能力をそれほど要求しない学校もあります。ほとんどの学校が日本語能力試験N1またはN2に合格していることを求めていますが、専門学校の中にはこのような条件がないところもあります。来日歴が浅く、まだ日本語能力に自信のない留学生も入学試験を受けやすいのではないでしょうか。 

留学生にとってもう一つ大きなメリットは卒業までにかかる時間が短く、学費も安いことでしょう。大学は卒業までに最短4年かかりますが、専門学校は1年または2年のところが多いです。(医療系などでは3年、4年の学校もあります。) 

また、現場での実習を必修科目にしている学校も多く、実際の現場で研修する機会もあるので、専門知識はもちろんのこと、職業に必要である実践力を身につけることもできます。また、職業に必要な検定試験などの資格取得支援に力を入れている学校が多いのも特徴で、日本で就職を目指すのであれば、これらの資格はとても役に立ちます。専門学校には学校に多くの求人が来ますので、卒業後の就職先を紹介してもらえることもあります。多くの元留学生が学校からの紹介で就職ビザを取得し日本で働いています。 

専門学校は同じ職業を目指す仲間と知り合うことができ、日本人の友人も作りやすいでしょう。学費をできるだけ少なくしたい、早く卒業して早く働きたい、資格や技術を習得して日本で就職したいとお考えの留学生のみなさんには専門学校がおすすめです。 

短期大学

高等学校を卒業した後に、社会人として必要な教養や職業に必要な技術、技能を身につけるために学ぶのが短期大学です。12年の学校教育(小学校、中学校、高校)を修了していることを入学資格とする学校が多いです。卒業すると、「短期大学士」という学位が取得できます。この資格は入国管理法で定められた外国人が日本の会社に就職する時に必要な要件の一つです。短期大学の専門分野は幅広いですが、女子しか募集していない学校もあるので注意しましょう。 

短期大学は日本では略して「短大」と呼ばれます。短大の教育課程は2年のところが多い(一部医療系などでは3年)ので、早く卒業したいという留学生に向いています。卒業後は4年制大学に編入し、留学を続けることもできますし、一般企業に就職することもできます。短大は専門学校に比べて、卒業後の進路選択の幅が多彩で広いのが利点です。 

また、短大は規模がそれほど大きくない学校が多く、少人数クラス制度を採用しているところもあります。少人数の利点は講義や実習でいつもいっしょにいるので、日本人とも友達になりやすく、指導教員も親身に面倒をみてくれることでしょう。また、一人一人の能力や習熟度に合わせた対応は短大ならではの利点です。 

短大は地元との結びつきが強く、地元企業への就職紹介も多いです。将来、日本で働きたい地域があるのであれば、その地域の短大で学び、卒業後その地元で就職しやすいというメリットもあります。 

大学

高等学校を卒業した後に、専門的な内容を理論的、体系的に学ぶのが大学です。入学資格は12年の学校教育(小学校、中学校、高校)を修了していることです。最短で4年間(医学部と獣医学部は6年間)学び、卒業すると「学士号」という学位が得られます。この資格は入国管理法で定められた外国人が日本の会社に就職する時に必要な要件の一つです。日本の大学には文学部・教育学部・法学部・経済学部・経営学部・社会学部・工学部・理学部・医学部・農学部・芸術学部などが設置されています。法文学部や理工学部のようにまとまっているところもあります。また、最近は観光学部や国際教養学部、環境社会学部などバラエティにとんだ学部が増えてきています。 

日本語能力の資格要件は各大学、学部によってさまざまです。日本語能力試験でN1を持っていることを用件とするところもあれば、N2とするところもあります。大学では講義を受け、レポートや論文などを提出する必要もありますので、高い日本語能力が要求されます。 

大学は卒業までに最短4年かかりますが、その分日々の時間割は短大や専門学校ほど忙しくなく、アルバイトをしながら留学生活を続けたいという留学生に向いているかもしれません。また、大学にはサークル活動や国際交流イベントなどの機会も多く、楽しい留学生活を送ることができるでしょう。また、大学生しか申請できない奨学金や、大学を指定した留学生奨学金もありますので、奨学金申請は専門学校や短大よりも有利です。 

卒業後は大学院進学、日本で就職、母国に帰国して就職するなどの道があります。大学で取得できる「学士号」の学位はどの国でも学歴として通用します。「学士号」の取得を重視しているのであれば、大学進学を目指しましょう。 

就職

すでに母国で大学を卒業している人ならば日本で直接就職することもできます。また特定技能のビザであれば大学終わってなくても仕事探してビザ貰うことはできます。

日本で長く住むつもりはない、学費が払えないけど日本にまだ住みたい人には就職するのもいいかもしれません。

大学院

すでに母国で大学を卒業しているのであれば、大学院を目指しましょう。大学院には修士課程と博士課程があります。修士課程の入学資格は母国または日本で大学を修了していること、博士課程は母国または日本で大学院修士課程を修了していることですが、実務経験や研究成果などを審査して入学資格が与えられることもあります。修士課程を修了すると「修士号」という学位が、博士課程を修了し必要な条件を満たすと「博士号」という学位が与えられます。 

日本の大学院には修士課程と博士課程の他に研究生という制度もあります。詳しくは各大学院のホームページなどでご確認ください。 

日本の専門学校、短期大学、大学で勉強を続けるための学校制度とそれぞれの学校の特徴について理解できましたか?日本語学校からの進学を考える留学生の多くは専門学校、短大、大学になると思います。専門学校、短大、大学の詳しい情報を確認するには、各学校のパンフレットを取り寄せましょう。ベスト進学ネットなら資料請求がとてもカンタンに行えます。

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